商事訴訟・会社関係訴訟については、主に会社と取引先、会社と株主、会社と取締役の間で訴訟になることが多く以下のようなケースを取り扱っています。 会社と取引先の紛争としては、単発的な損害賠償請求・未払代金支払請求等の紛争に加えて、過去良好な関係で取引が始まった後に何らかの理由により関係がこじれ、それが法的な紛争に発展するケース(継続的契約の終了に伴う損害賠償問題や良好な関係の間は曖昧になっていた金銭支払義務の有無が関係終了に伴い顕在化する場合の紛争)等を取り扱ってきました。
会社と株主との紛争に関しては、特に同族企業においては、株主総会が適法に開催されていないケース、その結果登記されている取締役が適法に選任されていないケースや株主総会が紛糾するケース、株主として株主総会を招集するケースもあります。これらの事情があるときに、株主総会の決議不存在確認訴訟、仮取締役の選任申立、検査役の選任申立、株主による株主総会招集請求及び裁判所への許可申立等各種手続きをとり紛争の解決、予防に努めてきました。
会社と取締役との紛争については、取締役の解任に伴う損害賠償問題も取り扱っています。